システム概要
パソコンの利用時間を制限するシステムです。
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主な仕様
・個別又はグループ単位でパソコンの利用可能な時間帯を設定します。
設定する事で、各パソコン単位の利用可能時間情報がサーバ上に作成されます。
※テキスト情報として保存されますので他のシステムとの連携も容易にできます。
・制御されるパソコン側は利用制限のスケジュール情報をサーバから取得し該当日の利用時間帯で利用制限を行います。
・利用時間終了前に警告メッセージを表示し(10分前、5分前、1分前)利用時間終了後、パソコンの電源を強制終了します。
※利用時間延長処理を行うことでサーバ側のスケジュール情報が書き換わります。
※「情報表示」により、パソコン側で利用時間帯の確認ができます。
【パソコン側からのスケジュール情報の取得タイミング】
・電源ON時、「情報表示」画面の起動時、警告メッセージ表示前
・プログラムは容易にアンインストールできない仕様になっています。
・利用時間帯以外で電源ONしても5分で電源が切れます。
・事前に設定したプログラムが起動していた場合は、そのプログラムが終了するまでは画面ロック状態となります。(一定時間の解除は可能です)
利用延長の処理を行うことにより、利用時間帯のスケジュールが書き換わります。
※この処理では利用延長、利用制限解除、利用不可の処理が行えます。
・画面下に過去の利用時間帯変更の履歴が表示されます。
※過去の履歴を参照して利用延長承認の有無を判断できます。
※解除コードには、個別の解除コードと全パソコンに有効な解除コードの2種類があります。
目的・効果
・就業ルールの徹底とより良い労働環境の実現
パソコンの利用制限により無届残業やサービス残業の抑止を図ることが可能になり、就業ルールの改善が期待できます。
また、上司や同僚がまだいて帰りにくい環境の為、サービス残業になっているケースもあると思われます。
パソコンの利用が制限されることで改善されより良い労働環境ができてきます。
・上司部下でのコミュニケーション強化
利用延長の為には上司への事前申請が必要となりますので延長の理由等のコミュニケーションは少なくとも発生します。
延長理由によっては上司としてのアドバイス等によりコミュニケーションの強化が図れます。
・生産性の向上
時間を意識した仕事の進め方になることで業務を効率的・効果的に処理する風土が生まれ、生産性の向上が期待できます。
・無駄な残業の抑止
パソコン利用の業務に限りますが利用制限により無届の残業は無くなります。 よって、無駄な残業の削減が図れます。
・業務内容の分析と改善
利用延長履歴データにより給与計算時の残業申請とのチェック、またはデータを分析する事によりグループ別や担当者別に業務実態の見える化ができますので業務内容の改善に利用できます。
・留意点
導入時はサービス残業が実際の残業として反映されてきますので残業の増加が見込まれます。 導入後、業務分析を実施し、改善点を見える化し業務効率化や生産性向上に向けた取り組みが必要です。
よって、システムの導入だけではその効果は半減します。
パソコンが使えなくなったことで、仕事を自宅に持ち帰る等が発生すると本末転倒です。
他のITツールの導入や働く社員の方の意識改革も併せて実施する事で導入の効果が発揮できます。
就業ルールや情報セキュリティ等の問題も発生しますので、このシステムの導入に併せて情報セキュリティ・業務効率化のご提案もさせていただきます。
その他
・システム利用料金(税抜)
75,000円~
・初期設定料金(税抜)
35,000円~
※パソコンの最小導入台数は5台からです。
※初期設定料金にはサーバ側設定費は含まれていません。
※パソコンの台数、サーバの有無、利用環境により料金が異なります。
ご依頼いただければ利用環境等を確認した上でお見積もり致します。
※毎月の利用料金は発生しません。
・保守・サポート料金(税抜)
5,000円~
※導入後の保守・サポート契約は特に必要ではありません。
※電話またはメール対応での保守・サポートとなります。
※お客様の業務効率化のご提案も含めサポートさせていただきます。
※WindowsOSのバージョンアップ等の対応は保守料金に含まれます。
保守・サポート契約が無い場合でも別途有償にて対応致します。
・カスタマイズ料金
別途お見積もり
※お客様のご利用環境によるシステムの追加・変更や機能追加のカスタマイズも可能です。
・パソコン環境について
パソコンはインターネットに接続できる環境が必要です。
対応OSは、Windows7、Windows8、Windows10となります。
・サーバ環境について
ご利用には制御したいパソコンの全てからアクセス可能な共有フォルダーが必要です。
既にファイルサーバがあれば、そのサーバに設定出来ると思われます。
(利用可否の調査必要)
無い場合は、常時起動されたパソコンが有れば代用可能ですが、NASの導入をお勧めします。
※NAS : ネットワークに接続できるハードディスク
NASは安価に社内データの共有化やハードディスクの二重化によるデータ保全ができます。
当社でも有償にてご提供できます。ご相談ください。
※ご利用になるパソコン台数によってはファイルサーバの構築が必要な場合もあります。
システムの仕様上、設定した時間になるとパソコンを強制的にシャットダウンします。
よって、強制終了による不具合発生のリスクが少なからずあります。
導入事例として1社280台で運用していただいているなかでは現在のところ強制終了による不具合は発生しておりませんが、保証するものではありません。
また業務処理途中のデータにつきましても強制終了によるデータ消失等が発生します。
「終了メッセージ」が表示された時点でデータの保存対応、必要であれば時間延長申請等の対応について周知が必要です。